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長竹<ながたけ>遺跡(加須市大越)の遺物が展示されます!

日本発掘 ―発掘された日本列島2014展―

長竹遺跡は、国土交通省による利根川堤防強化工事に先立ち、平成22年5月から公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団により発掘調査が行われています。

この遺跡は、縄文時代から江戸時代にかけての複合遺跡です。縄文時代後期から晩期(約3,500~3,000年前)の環状盛土遺構<かんじょうもりどいこう>や、その中から見つかった赤い住居・大量に出土した土器などが多くの人々の注目を集めています。

このたび、東京都江戸東京博物館で「日本発掘-発掘された日本列島2014展-」と題した特別展示が開催され、長竹遺跡の遺物が展示されます。

今回は、イヌやイノシシとわかる土製品や、縄文土器9点、土偶<どぐう>6点などを含む53点の遺物が展示されます。

今回の特別展示を通して歴史を身近に感じ、先人達が遺した郷土の歴史や文化に思いをはせていただけたらと思います。

また、平成26年8月24日には同館で、長竹遺跡の遺跡報告会が行われます。

展示場所

東京都江戸東京博物館
(東京都墨田区横網1-4-1)
JR総武線両国駅 西口下車徒歩3分

展示期間

平成26年7月26日(土)~9月15日(月・祝日)